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シメオン・シャルダン(フランス)1699〜1779。

静かなパリジャン
シャルダンは18世紀を目前にした1699年パリに生まれ、フランス革命前夜の1779年、同じくパリで没した。ロココ美術全盛の18世紀フランスを生き抜いた画家であるが、その作風は甘美で享楽的なロココ様式とは一線を画し、穏やかな画風で中産階級のつつましい生活や静物画を描き続けた。

シャルダンは、初期の静物画『赤エイのある静物』でアカデミーに認められた。軽薄で享楽的ななロココ芸術には批判的だった「百科全書派」のディドロでさえ、著書のなかでシャルダンを絶賛していた。

シャルダンの絵画は、その日常的・現実的な題材、静物画にみられる真に迫った写実表現などに、17世紀オランダ絵画の影響が顕著に見られる。それとともに、シャルダンの造形感覚や光と影の描写は、同時代の画家のなかでもきわだった近代性を示しており、後の印象派に通じるものがある。

晩年の1775年の年記のある、パステルで描かれたシャルダンの自画像(ルーヴル美術館蔵)もよく知られている。日除け帽を被り、丸眼鏡を掛けた老画家の自画像には、絵画一筋に生きてきた画家の実直な風貌がよく表されている。

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   シャルダン 花瓶の花
銅製の貯水器
1733年
28x23cm 
花瓶の花
1760年
44x36cm 
 シャルダン 銀のカップ  シャルダン オリーブを詰めた瓶
銀のカップ
1760年
33x41cm
オリーブを詰めた瓶
1760年
81.3x101cm 
   
ライデン近くのチューリップ畑
1886年
59.7x73.2cm 
プラムを盛ったボウル
1728年
44.6x56.3cm