作品解説 モロー 1865年 油彩 カンヴァス 154x99.5cm パリ オルセー美術館 オルフェウスの首を持つトラキアの娘 詩人オルフェウスの奏でる竪琴の音は野獣をも魅了した。しかし、愛妻を失ってから奏でるのをやめ、ほかの女性を自分に近づかせもしなかったため、侮辱されたと思い怒った女性たちに八つ裂きにされ川に投げ込まれた。 彼の頭部は、バルカン半島東部のトラキアに流れつく……。これもギリシャ神話に材を得た作品。若い娘が抱えているのが、竪琴にのせたオルフェウスの首だ。 モローは幼少時から父の蔵書により、ギリジャーローマ神話をはじめ数多くの古典文学に親しんだ。そうした古典的・文学的素養が、その後の画業に大いに役立った。 |
10号 | |||||
額 9232ゴールト | |||||
額付き外寸 68x48cm | |||||
¥36,300- | |||||
注)価格は額付き、消費税込みの価格です。送料は無料です。 | |||||
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