重ね画像のため作品の周囲の一部が隠れて見える場合がありますが、お届けする作品には問題ございません。 もっと大きな画像で見る。 |
||||||||||||||||||||
下の画像をクリックしてください作品の表示が変わります。
|
|
|||||||||
作品解説 マティス 1940年 油彩 カンヴァス 個人蔵 絵画とは「肘掛け椅子のようなもの」であり、見る者の心に安らぎを与えなければならない、とマティスは考えていた。その境地をめざすうちに、多くの日本人が思い描く「安らぎ」とは対照的に、彼の絵はどんどん装飾的になっていく。その極みに達したのが本作。 壁や床の模様が溶け合うようにしてひとつの装飾となり、反対に裸婦は、その装飾を引き立てるように「安らか」に座る。本作を描く前に、マティスはイタリアに旅行し、中東の装飾的なデザインを取り入れた建築を見ていた。その影響も強く受けていたという。 |
|||||||||
|
|||||||||