作品解説 ドガ 1876年 油彩 カンヴァス 58x42cm パリ オルセー美術館 ドガの代表作。 一見、大作だと思いがちだが、紙にパステルで描いた小作品。 エトワールとは「星」つまり「花形スター」のことで首席ダンサーの意味。 しかし、この絵ではスターは画面中央ではなくやや右に描かれている、そして出番を待つ控えのダンサーがカーテンわきからちらりと見え、スーツ姿の男までもが描かれている。この男はエトワールのパトロンだろうか。 ドガの作品はいつも舞台裏に目が注がれている。 華やかさの裏にこそドラマがある。 この作品、推薦します。 女性の憧れの作品かもしれません。 しかし、ドガは舞台の上で美しく踊る踊り子とその裏にうごめく男の野望を強いコントラストとして描こうと思っていたのです。 どんなに華やかで明るい舞台でも闇の部分がある。 少し拡大解釈すれば、世の中のどのような出来事でも表裏一体であると言えるでしょう。 それでも作品の美しさは素晴らしい! |
12号(M) | |||||
額 9549ゴールト | |||||
額付き外寸 75x56cm | |||||
¥44,280- | |||||
注)価格は額付き、消費税込みの価格です。送料は無料です。 | |||||
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