幸福の画家 ルノワール

「人生は不快なものさ、だからこそ楽しい絵を描くのさ!」

ルノワールの作品のキーワードは「明るく、楽しく、幸福な」といった感じでしょうか。あまり深刻に感じるような作品は観たことがありません。しかしかといって賑やかにはしゃいだ作品を描いたわけではありません。そこにはルノワール独特の優美さがあります。「明るく楽しい」中にも洗練された上品さと少し控えめな華やぎとほんのりと香る香水のような深みがあるのです。どうですか日本人の美意識と共通したものを感じませんか。その辺がモネと並んで日本人に人気がある要因ではないでしょうか。

13歳で磁器の絵付け師の見習いとなったのが画家へのファーストステップ、20歳で画家になる決心をしモネやシスレー、セザンヌなどと知り合うことになり、やがて印象派の一人として技法を確立します。が再び自身のスタイルを模索するようになりと試行錯誤を繰り返し1879年サロンに入選したのがきっかけとなって上流階級に認められるようになりました。

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「ピアノの前の少女たち」             「春の花束」

明るく楽しいものに目を向ける事が人生の辛さから逃避しているのではなく、前向きに生きることの大切さを教えてくれているのではないでしょうか。

ルノワール作品

 

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