日本人はモネが好き(2)

モネと言えば「印象派」という言葉が浮かんできます。
1874年の展覧会に出したモネの作品「印象・日の出」が批評家の間で「最悪の作品」として評判になったことが「印象派」といになっています。
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ある批評家は「なるほど、印象といえば確かに印象のようだが、これなら小学生が描いた絵のほうがまだましだ」と言ったそうです。
しかし、モネの作品の中でこのように書きなぐったように描かれた作品は他には見当たりません。おそらくアカデミズムな批評家たちに一撃を加える目的で描かれたのではないでしょうか。モネは批評家たちの最悪な評価を聞いてほくそ笑んでいたに違いありません。
この展覧会以降モネたちのグループ自ら「印象派」と名乗るようになりましたが、実際にはいろいろなジャンルの画家たちが混じっており今日まで印象派画家といわれる作家はほんの数人でしかありません。
そもそも、「印象派」の定義も大雑把で曖昧なものなのですが、印象派といわれる画家にはモネを筆頭にピサル、シスレー、ルノワールなどがおりますが共通項は全体にやわらかく「季節や風、光や香り」など豊かに感じる作品が多いように思えます。
そのあたりが日本人の感性と符合するのかもしれません。

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