1857年
この時期ミレーは貧窮のどん底にあった。一時は自殺も考えたという時にこの絵は描かれた。
落ち穂を拾う手前の農婦三人と背景の大きく山のように積まれた穂とのコントラスト、小作農民の貧窮が十分に見て取れる。
まさに、ミレーの傑作と言ってよいだろう。