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「アテネの学堂」(アテナイの学堂)(



ヴァティカン宮殿の「署名の間」は、教皇ユリウス2世が書類に署名する執務室に使ったことから、この名があるが、もともとは同教皇の書斎兼図書室だった。その用途にふさわしく、4面の壁には「理性による真理(哲学)」「啓示による真理(神学)」「善(法学)」
「美(詩学)」を表す絵が描かれた、本図は、そのうちの「哲学」に相当する。

ラファエロにとって、ローマでの最初の大仕事だったが、教皇庁から与えられた資料は、古代の哲学者の名前を記したリストだけだった。
描き方を任されたラファエロは壮大な画面を、古代ギリシヤの哲学者プラトンとアリストテレスを中心に、神殿のような学校に集まる60名近くの賢人たちで埋めつくした。
その構図は、のちの偉人礼賛画の原型となる。また、人物を描く際には、自分の同時代人をモデルにした。たとえば、画面下部で頬杖をついているのは、「万物は流転するという言葉で知られる哲学者ヘラクレイトスだが、モデルは同時代の芸術家ミケランジェロとされる。




下の各記号の名前については諸説あるため必ずしも正確ではない。

A アリストテレス
B プラトン
C ソクラテス
D アレクキサンダー大王
E ピタゴラス
F ヘラクレイトス
G ディオゲネス
H アルキメデス
I プトレマイオス
J ラファエロ (画家本人)


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